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7章:†青い瞳の島人(シマンチュ)† (33/34)

琉斗は、また、ミルフィーに見送られて、店に消えた。

私も支度をする。

片方肩を出す、あのドレスにしよう。

動きが楽だった。

クリーニングから戻って来たまま、クローゼットに掛けて有ったので、ビニールを剥がす。

三線か。

ホテルに置いて来ちゃったなんて……

宅急便か何かで、送って貰えないだろうか?

うん、そうさせよう。

思い出のモノなんだし、古くてもメンテナンスすれば、きっと大丈夫。

煌璃のホールで弾く。

益々アジアンテイストになる♪

島唄か……

聴いてるだけで、潮騒が聞こえて来そう。

ふと思い出した。

私のホームドクターの、パンダのような大原先生。

蓮はモンちゃん、なんて呼んでる。

あの先生が、趣味で通う碁会所が在るビルの1階に、和楽器専門のような店が在った。

ちょっと目立たないのだが、そこに行けば三線が有るかも。

もし有れば、メンテナンスも可能な筈。

普段、ピアノとエレクトーンと、幼稚園レベルの打楽器しか弄らないから、何が何やらサッパリ解らん。

学生の頃、そんな授業が有ったような無かったような……

結希の代返で済ませてたかも。反省……

ミルフィーの前で、三味線は弾けないが、三線なら蛇だ。

早速琉斗に話そう。

って、あれ?帯が……

ん?

着方を間違えたのか?

説明書って何処に仕舞ったっけ……

あ、洗面所のドアが開いた。

ロッキーのお風呂タイム終了。

リビングに来たようだ。

ま、適当に冷たい物でも召し上がってて貰おう。

えっと、ドレスの説明書……

ん?あ、これこれ。

左肩から、斜めにこう巻き付けて、もう一度、左肩に持って行って……

と、格闘する事15分。

やっと着られた!

やれやれ。

明日もこんな事になるのか?

でもまぁ、キラのせっかくの気持ちだし、キラ在ってのアジアンテイスト。

そう言えば、また持って来るような殊を言ってたっけ。

ん〜〜……顔、こんなモノかな?

髪は……やっぱりアップ。

下げてても、ドレスには合うんだけど、仕事が仕事だ。

キチンと纏めないと。

お団子に、ネットを被せて終了。

ネットって楽♪

蓮が、お洒落なネットを沢山くれた。

〔どうせ、りぃは不器用で、大した事出来ないんだから〕

大きなお世話だ!

因みに、手先の器用さって脳みその量と比例するらしい。
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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