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15章:昔の私 (1/5)

15章:昔の私

私は小学生の頃から原宿に行けば
芸能プロダクションにスカウトされる、容姿だった…。

皆 竹下通りだと思いがちだけど、表参道がスカウトマン7社はいる。
その中にはAVだったり、怪しいジュニアグラビアのスカウトだったりするけど、半分は有名な女優さんもいる事務所だった。

特に背が高いわけでも、とびきりの美少女でもない私がなぜスカウトされるのか不思議だったけど
理由は「人と違うから」だ、そうで‥
褒められてるのかわからないまま、14歳の時、某CMに出演した。KinKi KidsとのCMでセリフはなし。
でも私だってわかる。

次の日から私は学校でもチヤホヤされた。
でも、もともとめんどくさがりの私は「芸能人てセリフとか覚えるんでしょ?めんどくさっ」
位にしか思ってなかった。

だからちょくちょく映画の脇役だったりの仕事だけした。

18歳になると事務所を変えてレースクィーンや深夜番組、CMなどにも〔脇役〕でていた。

誰も気がつかないグラビア女。

私は自分をそんな風に思ってた。

金曜の夜はクラブ、土曜は海、日曜は適当な男の子とデート。

男にもお金にも困った事なかった。

当日、目黒で18万のマンションに住んでいた。

クラブに行けばナンパ。それは誰でもされると思うけど違うのが

「ねぇ。可愛いね!VIPで飲まない?おごるよ?」

「VIPはかたくるしくて疲れる。ホステスがわりに酒の相手させないでね。」

私はクソ生意気な女だった。

だって、優しくするとキリがない。クラブはあくまで踊り騒ぎお酒を飲むところ。
男の相手ならホステスして、お金もらわなきゃ。

そんな、嫌な女だった。

「違うよ。実はね、芸能界のドンが君を呼んでるの。」

なんだよ。ドンて。ヤクザかよ。
一応 芸能界にいた私だったけど、事務所は三流。芸能界のトップの事務所なんて知らない。

「なんて名前?」

「内緒にしてね。Sさん。」

「知らない。10分ならいいよ」

「絶対、楽しいから!」

いつものように胸を張って姿勢よく歩き、VIPに近づく。

親友のマユは「ねね。芸能人いたらどうするー!サインもらお!」

この子はいい子だけどミーハー。
私は興味ない。
でもイケメンは大好き。

「??????」
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私だけ特別にして? ©著者:うるうる

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