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12章:キミガイナクナッタ (1/1)

12章:キミガイナクナッタ

自宅を教えたのも

「一緒に住みたい」
「彼女になって」
「誰にも渡したくない」
「今の男と別れて」
「ゆなだけ特別だよ」

ぜーんぶ嘘だったの?
なんの為?
もう連絡手段ないじゃん!!
自宅に突然行けるわけない!
「たーくんにLINEブロックされました者です」って
お母さんに言うの!??

なんなのよ!

だんだん怒りに変わっていった…。

連絡手段…
残るはTwitter。
そうだ!出会ったTwitterからDMしよう!
冷静じゃない私は
そんな簡単な方法を忘れていた‥。


twitterを開く。

たーくん‥?
たーくんがいない‥
コマさんアイコンがいない‥
@から始まるI.Dで検索する‥

『このアカウントは存在しません』

‥‥……酷いよ…
………酷いよ…

もう、連絡できないね。

そうやって一方的にいなくなるんだね。

何がしたいの?
何をしてるの?

君が詐欺師なら一流になれる。
俳優にもなれる。

話し方。
顔をのぞき込む時の仕草。

軽くKissをして、一旦顔を離して愛おしそうに、切ない目で
「かわいいよ…ゆな…」
そして何度も何度もKissしたよね

エッチよりも抱き合ったり
Kissを沢山したよね。

とても嬉しかったんだよ?
私は胸目当てで寄ってくる男ばかりだから、会う度sexしない君を
本当に好きになったのに…。

何故なの?
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私だけ特別にして? ©著者:うるうる

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