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6章:初めてのsex (5/5)

駅の改札でバイバイしてすぐLINEがきた。

「ゆなは実物のほうがいいよ」

「たーくんも写真写り悪いよ」

「うるさっ」

またそんな友達みたいな会話が心地よかった。

「次いつ会う?」

「たーくんは?」

「俺はいつでも。学校とバイトない日なら」

「私も」

「じゃ明日!」

「それは無理…w」

で、また翌週デートした。

「俺、買い物したいから〇〇〇行こ?」

「いいよ。」

前回3万位使わせてしまったから今回は私も3万円持っていった。

高いもの買わされるかな〜
でも年下で可愛いしいいや〜

なんて思ってた。

カフェで待ち合わせて、「この前は本当にありがとう。お礼させてね」
2人でお茶してから街をぶらぶら

洋服を見て合わせてニーっと笑われると全部買ってあげたくなっちゃう…
さりげなく値段見ると28000円…
た、たりる。

「たーくんこれ欲しい?」

「んーまだ見る」

色んなお店見て、結局選んだのは2980円のパーカー。

え?安くない?

「ね!ゆなお礼したいんでしょ?これ買って!明日着るから」

「いいけど…これでいいの?」

「これで?失礼だな。いいだろ」

結構気に入った様子でレジに持っていく…試着までしてたし本当にこれでいいのかな…。

「嬉しい!ありがと」
また可愛い笑顔でこっち見ないでよね。

「次はゆなの服見に行こ!」

「可愛い、似合うよ!」

散々おだてられ、たーくんに使うはずのお金をほとんど使っちゃった…。

「ゆなはもういいの!俺の服買ってくれたじゃん!」

その後の焼肉も全部ご馳走してくれたね。
たまにドキドキして
「私なんかといて楽しい?」
って聞いたら
「癒される〜」
癒されるのはこっちだよ…
生理だから今日は泊まれないけど…

ずっといたいよ…
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私だけ特別にして? ©著者:うるうる

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