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4章:出会い。 (2/5)

「いーよ。行こー!」
お金ないけどウィンドーショッピング、嫌いではない。

最初は緊張したけど服を選んだりしてるうちにだいぶ緩んできた。

可愛い雑貨屋さんも行った。
女の子ばかりのお客さんでほとんどがチラチラ彼を見る。
女子高生は「イケメンじゃね?」なんて友達と話してた。

ひいき目なしでも本当に綺麗な人。
また、私なんかと…っていじけそうになる。

「初めて会ったのにゆなとは話が合うね!買い物も楽しいよ!」

「うん!私も!」

「誰かに似てるなーってずっと思ってたけど、ゆなは井川遥に似てるね。美人系。」

「それはない。綺麗すぎる」

「いや、俺、厳しいもん。美人にしか言わない。お前は美人。」

ドキーン。
何も買えないよ?
お金ないし…。
はぁ〜。こんなイケメンならお金払ってでもホテル行きたかったわ…。
なんて不謹慎な事を考える。

「ゆなお腹すいた?」

「うん。そうだね。今日は軽く食べて帰るね。」

「だめ。ゆなはもう俺のモノ」

またキュンキュンさせないでよ。
お金ないって言ってるじゃん。
てかこんな綺麗な人、ホストでも滅多にいない…。

「ゆなは貧乏なのかw 心配しないで。だから帰らないで。」

嬉しすぎて食欲なくなるやーん。

その後の会話とか味とかよく覚えてない位、ふわふわしてた。
デートとか5年ぶり位だし…

食事中、何度か目が会う度

「可愛い」
って、ニーって笑う。
たーくんの方が可愛いよ。
ズルイよ。
笑顔だけでこんなにドキドキさせてさ…。

ショッピングも食事も全部出してくれた。年下だし初対面だから 必ず割り勘にしようって約束してたのに。
ごめんね。
この後も金銭的な要求は1度もなかったね。

たーくん。
あなたの嘘より
わたしの嘘のほうが
ひどいんだよ。
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私だけ特別にして? ©著者:うるうる

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