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232章:8月23日 (1/3)

232章:8月23日

今日のベル、また発情がぶり返した。

一体、どんだけ繰り返すんだ?

昨日からクルミは合宿で留守なのに、クルミの部屋の前で

「ウニャーン、ウニャーン!」

と鳴き続ける。

私「ベーニャ、クルミは居ないよ。下においで!」

声を掛けたら、普段は無視する癖に、発情の時だけ素直に下りてくる。

「ウニャー、ウニャーン!」

と、鳴きながら。

そうして私の側に来て、ゴロン!

あるいわ、マメチビに遊んでアピール。

発情の鎮まっているマメチビは、

「面倒だニャ!」

てな顔をして、ベルのお相手を勤める。

2匹の絡み合いを見ていて、

ベルはいつまで経っても子供だな?

まるでマメチビと親子みたい。

って思う。

不思議な事に、母がベルを呼んでも無視される。

「家の猫共は、姉ちゃんばっかり。」

そう言われて、悪い気はしない。

私「ベーニャ、トイレさえちゃんとしてくれたら、もっと可愛いのになぁ。」

そう言うと、

「ウニャッ?トイレ?」

てな表情で、私の顔を首をひねって見ていた。

本当にベーニャの尻癖の悪ささえ無かったら、夜も一緒に寝れるのに。

┐(-。ー;)┌
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キウイと毛むくじゃら家族の日常 ©著者:杜若 キウイ

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