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195章:7月17日 (1/5)

195章:7月17日

今日は朝から雨。

お陰様で涼しかったせいか、家族の皆が昼頃までうたた寝してしまった。

昼にお腹が空いて、ベーコンエッグを焼いていたら、ベルが

「クニャーッ!」

と、巻き舌気味に鳴いて、足元でゴロゴロ。

今朝、認識したのだけど、どうやら発情が来たらしい。

「クニャーッ、ンンニャーッ!」

と、何度も繰り返し鳴いて、ゴロンと床に寝転がる。

私「ベーニャ、ベーニャ。」

と声を掛けながら、尻尾の付け根を擦ってやると、お尻をつき出して気持ち良さそうにするベル。

とうとうベーニャも、発情が来たんだね?

でもベルの鳴き声、やっぱり普通の猫と違う。

「ナーオ、ナーオ!」

では無く

「クニャーッ、ンナァー。」

って感じに、甘えた声で鳴く。

何とも、可愛い鳴き方。

ベーニャももうすぐ、避妊手術かな?

と、思っていたけど、

イチゴと母がベーニャの子供を欲しがっている。

叔母のミッちゃんも、ベルの子供が欲しいらしい。

無理無理!

これ以上、動物を増やす気か?

第一、家が一度飼った子を、他所にやれるのか?

ましてや、可愛い子猫。
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キウイと毛むくじゃら家族の日常 ©著者:杜若 キウイ

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