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167章:6月19日 (1/9)

167章:6月19日

今朝もマメチビが起こしに来る。

昨日、思ったより疲れたらしく、爆睡していて、早朝に起こしに来たのかは不明。

でも、何度も起こしに来たのは知っている。

最後に起こしに来た時、マメチビが部屋のドアの外にある、ソファーの背もたれから飛び降りて来たのを見た。

ああ、マメチビ、そこで私を見張ってるんだ。

だから、ちょっと動くとすぐに来て、起きれって言うんだ。

このマメチビの行動を、不思議に思っていた。

これで納得だ!

リビングに行くと、クルミが荷物を広げて、忙しそうにしている。

荷物、まとめたんじゃ無かったの?

クルミ「姉ちゃん、おはよう。荷物見直したら、余計な物が沢山入ってたから抜いてさ、空いたスペースに布団持ってく。」
は?家出?

布団の方が、余計な荷物だろ?笑笑

今日からクルミ、田舎にある本校で、泊まり掛けの授業です。

毎年、年1回に行われる恒例行事。

これで暫く、クルミが居ない。

色々な煩わしさから、解放だーい♪

ああ、スッキリ!

本校の、学生用宿泊施設に泊まる、ってか、詰め込まれるので、好き勝手出来ないから、特に悪い事が出来ないので安心だし。
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キウイと毛むくじゃら家族の日常 ©著者:杜若 キウイ

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