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137章:5月20日 (1/5)

137章:5月20日

今日は近郊に住んでる一族総出の山菜採りツアー。

数年前から、恒例になった行事です。

今時期は山ウドとフキ。

私の山ウドポイントに行った後、マイタケ叔母さんのフキポイントに行く事にしました。

山ウドポイントで、父の従妹と父の叔母が、満足するだけ山ウドを採った後、いきなり敷物を敷き始めた。

え?何すんの?

その敷物の上に、おやつや飲み物を広げ、

「一休みしよ。はい、冷たい飲み物。はい、おやつ。」

ピクニックが始まった。

目が点になる私達。

なんか、間違ってない?笑笑

母の妹ミッちゃんと、母は山草に夢中。

特にミッちゃん、目が悪く視野が狭いのに、山草があったと聞くと走り出す。

土手の中腹にあっても、転びそうになりながら凄いスピードで駆け付ける。

白い山スミレを見つけて、

私「母さん、白いスミレ、欲しい?」

と、遠くにいる母に叫んだ。

母「いらなーい!持ってる!」

ミカン「白?欲しーい。」

私「はーい!」

ミッちゃんの為にスミレを採ろうと、持っていたスコップでスミレの周りの土を掘り、余計な草の根を取り除いていた。

と、どこからか、ミッちゃんがやって来て、大きめのスコップをグサッ!!
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キウイと毛むくじゃら家族の日常 ©著者:杜若 キウイ

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