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116章:4月26日 (1/5)

116章:4月26日

朝から、クルミが髪を染めていた。

バスルームから出てきたら、急にバタバタやり出す。

クルミ「ママ、あれはどこ?ママ、髪の毛どうにかして!ママ、ママ!」

うるさい。

TVの音が、聞こえないよ。

その内、母がイライラし始めた。

母「クルミが悪いんでしょ!クルミが、クルミが!」

更にうるさい。

全然TVの音が聞こえない。

クルミ「急に集合時間、早められてもさ、今からじゃ間に合わないよ!」

どうやら学校の先生に、集合時間を早められたらしい。

地方から来る子もいるのに。

今年のクルミの担任は、新任の先生。

まだ何も分かって無いんだろうな?

それでイライラして、家族に当たられても…こっちが困るだけなんだが。

酷い言い合いを続ける、母とクルミ。

私は、下手に口を出したら嫌な思いをするだけなので、ベルとマメチビ相手に遊んでいた。

二人の間に挟まれるイチゴ。

次第にイチゴも、苛立ちを見せる。

元々短気なイチゴ。

怒り出さない訳が無い。笑笑

本来なら、ここで私が中に入る。
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キウイと毛むくじゃら家族の日常 ©著者:杜若 キウイ

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