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91章:4月1日 (1/4)

91章:4月1日

ベルの調子、余り良くない様で…。

出していたら遊び倒すので、ケージに入れてました。

調子は悪くても、元気は一杯。

寂しかったらしいマメチビ、私の側に横になり、私に遊べと誘いをかける。

この、横になり…が怪しい。

甘噛みする気満々。

マメチビの甘噛み、痛いんだよね。

恐々と、手を出してみる。

片手で、私のてを押さえる。

まだ、この時点では、爪すらも出さない。

可愛く手を添えるだけ。

その手を、指先で突っつく。

するとマメチビ、更に甘え出す。

仰向けになり、両手をカマキリの様に構えた。

出たな?本気モード。

可愛いポーズと顔に釣られて、手を出したら…ガブッって噛み付くんでしょ?

私「マメチビ、猫じゃらしどこ?素手じゃ、傷だらけになるよ。」

あんなに沢山あつた猫じゃらし、マメチビとベルで持って歩いて、殆どが行方不明。

マメチビは、無邪気な顔をして、私が手を出すのを待っている。

可愛い♪

手を出して、ナデナデしたい。

でも、ここでマメチビの魅力に負けて、手を差し伸べ様ものなら…

シャーッ、ガブッ!

私の手は、ボロ雑巾の様になってしまう。
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キウイと毛むくじゃら家族の日常 ©著者:杜若 キウイ

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