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88章:3月29日
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88章:3月29日
今、クルミの女友達が来ています。
賑やかなクルミの部屋。
その中に、イチゴまで交ざってる。
クルミと、友達だけにしてやればいいのに…。
午前中、イチゴは、母を病院に連れて行く約束をしてました。
それなのに、クルミの友達が、新年度の教科書を買いに行くと聞くと、
イチゴ「姉ちゃん、母さんを、病院に連れて行ってくれる?」
そう言い出しました。
私「いいけど?」
イチゴ「クルミの友達、バスで行くんだってさ。教科書、重いのに。」
クルミの友達のママ、仕事で行けないらしい。
イチゴが連れて行くと、言い出した。
母「母さんと約束してたのに!」
イチゴ「姉ちゃんが、行ってくれるもん。いいでしょ?」
母「そう言う問題かい!?約束したのに!」
怒る母。
私「あんたって、本当に外面いいよね。」
母「本当にさ!いい加減にしなさいよ!」
イチゴが出掛けた後も、怒ってる母。
私「母さん、イチゴが外面いいの、今に始まった事じゃ無いでしょ?」
母「だけどさ!」
私「アイツをまだ、信用してんの?寝首欠かれるよ?」
何度、イチゴに痛い目に遭わされたか。
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キウイと毛むくじゃら家族の日常 ©著者:杜若 キウイ
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