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9章:ファジーネーブル
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「初めまして、愛です。七海さん、ありがとうございます」
「愛チャン・・・。」
七海は一瞬何か言いたそうにしたが、黒服に
「七海さん、お願いします」
と急かされて、春季に型通りの礼を述べると席を離れていった。
春季の、油断のないきつい目と愛の、ちょっとびっくりしたように見開かれた大きな瞳がぶつかりあう。
透けるように白い肌に、触れれば折れてしまいそうなほっそりした身体。その所々に、ブラックライトの下でもはっきりと、指の跡がついているのが、春季は痛ましくて見ないようにした。
「ご指名、ありがとうございます。あの・・・お会いするの初めてですよね?」
少女は微笑んだ。
確かに顔立ちはとても整ってはいるが、ひっそりとした日陰の花のように華奢すぎて、一見するとこのような大箱のナンバーワンにしては存在感がなく見える。
しかし、あどけない笑顔は花が零れるように美しかった。
(違う、か・・・?)
看板を見たときのような既視感はなかった。
『トーア』の印象ともかけ離れている。
ただ目の前の少女に不思議と心惹かれたのは事実だった。
「うん、看板を見てね。何か飲む?・・・愛チャン」
「ありがとう!初めての方に申し訳ないけれど、今ちょっと飲みたい気分だから・・・じゃあ、ファジーネーブル、いただいてもいいですか?」
ファジーネーブルが似合う女と飲むことになるとはね…と春季はぼんやりと考えた。
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生まれ変わりの詩(うた) ©著者:薫
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