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7章:男の楽園
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エレベーターのドアが開くと、ブラックライトを浴びて白い群像がゆらめいていた。
一瞬息を飲む。
それらは半裸で客の上に跨って腰を振る女達であった。
その数、総勢三十人を超える。
だがすすきのでは、こういった光景は決して珍しくはない。
「キャバクラ」のごく普通のサービス…『Arcadia』は、東京で言うといわゆるお触りパブらしかった。
春希は気を取り直し、どうですかウチの店、と言わんばかりの黒服に料金のシステムを尋ねた。
セット料金5千円、
ダウンタイム、3千円。
そして指名料2千円。
戸口の写真だけに照らすと、嬢のレベルにしては破格の値段といえる。
その時、音楽が止み店内がにわかに明るくなった。
女達がいっせいに、フロアーの前方にあるステージに集まってくる。
キャストはめいめい、白い腰までスリットの入っているお揃いのロングドレスの胸元に番号札を着けていた。
ステージの前方はガラスで仕切られ、どうやらマジックミラーになっているらしい。
女達が客席に向かって妖艶に、足を組み替え或いは胸を寄せ微笑む。その度に、客席から手が上がり、黒服が小走りで番号を聞きに行く。
春希にしても、このようなシステムは初めてであった。
「どうなさいますか、ヘルプの女のコ、お選びいただけますが」
少し焦れた様子の黒服にせっつかれ、彼は上の空で思わず、
「あー、任せる」
と口にした。
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生まれ変わりの詩(うた) ©著者:薫
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