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7章:男の楽園
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エレベーターは今度は地下へ降りていった。
七海がさりげなく寄り添ってくる。
そのきゅっと締まった腰を引き寄せながら、実は春季の意識は全く別のところにあった。
本当にこの、ちょっと間違えれば本サロのような店に、『トーア』の生まれ変わりがいるのだろうか…
いや、ありうるかもしれない。
あの、ただ愛し愛されることしか望んでいなかったのにその美しさ故に汚され続けた、抗うすべを知らぬ少年ならば。
「…よ。聞いてる?春希君!」
「っあ、ごめん」
七海の声で春希は我に返った。
エレベーターの真先には分厚そうな金属製のドアがあり、その手前には、かなり長身の筈の春希でさえ見上げなければならない程の大柄な黒人がのっそりと番犬のように立っていた。
(ぼったくりか?)
一瞬腰を引く。
しかし、その可能性が少ないことは階上の様子を見ても明らかだった。
(まあ、いざとなったら何とでもなるだろ。コイツに突っ込まれるのだけは勘弁だけどな…笑)
もともとぼったくり店如きに怯む春希ではない。いかに勝手の知らない街とはいえ、そのくらいの窮地はいくらでも経験している。
七海が宅番を黒人に告げると、彼は黙ったまま軽々とドアを開いた。
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生まれ変わりの詩(うた) ©著者:薫
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