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7章:男の楽園
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個室は三畳程の広さだった。
豪奢な一人掛けのソファに、小さなテーブル。
ソファに腰を下ろすと身体が深く沈みこむ。座り心地の良い席は客を長居させる―どこかで聞いたジンクスだ。
「お待たせ〜」
七海がクラッシュアイス入りの丸いブランデーグラスをふたつ、器用に持って姿を現し、カーテンをさっと閉めた。
「おい、俺の酒を薄めるなって」
春希は思わず不平を漏らした。
夜の子だ。
ブランデーなど、子供の時から水代わりのようなものである。
「ごめん。本当、強いのね。サービスするから、許して?」
「まあ、とりあえず乾杯しようぜ?せっかくのヘネシーが泣く。座んなよ…つっても、場所がないか。みんな、どうしてるんだ」
「お膝、いいかしら?」
さっきまでのセクシーだがさばさばした印象とはうってかわって、甘えた声で七海が春希の腕に触れた。
(なるほどね。うまくできてんな…)
彼はひそかに感嘆した。
非現実めいた雰囲気にこの密室という空間。そして膝には極上の女。普通の金銭感覚などたやすく吹っ飛ぶだろう。
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生まれ変わりの詩(うた) ©著者:薫
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