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5章:邂逅(かいこう) (6/8)

決して人の良さそうな笑顔とは言い難いが、不思議と悪い印象は与えなかった。

「恋敵…?」

「そうだ。今からざっと50年前俺達は、まあもう一人いるがな、ひとりを巡って争った。
…おい、お前、人を気違いのような目で見るな!こう言えば話は早いだろう。お前の覚醒が意識に届いたからな―『トーア』」

その名前と共に春希の脳裏には白昼の夢の少年の映像が鮮明に甦って、彼は一瞬言葉を失った。
それでも手は無意識に動き、目の前の酒を注ぎ足してマドラーで混ぜる。
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生まれ変わりの詩(うた) ©著者:薫

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