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5章:邂逅(かいこう) (4/8)

「美樹さん、ちょっとだけ待ってて?」
客本人は飲めもしない高価な飾りボトルが並ぶ卓でふてくされてヘルプを困らせている人妻の頬に、触れるか触れないかのキスを落として、かれはイケメンとやらの卓へ向かった。


「ご指名ありがとうございます、春希です」
指名客の卓の前で膝を折って挨拶するのは『ambitious』のルール(もっとも常連客の前では省略されていたが)である。

「そうか、お前が、か…」

初対面にして意味のわからない台詞を口にしたのは、銀縁の眼鏡で色白の細面、しかし上背が高く肩幅などはがっしりとした、
春季にしても一見してその職業を推察しかねる二十代半ばの男だった。
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生まれ変わりの詩(うた) ©著者:薫

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