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12章:♯12
つまり練習では、かなりの差をつけてから、バトンを受け渡していたので、この接戦は白組の選手に少なからぬ動揺を与えました。
冷静に考えれば、普段と同じように走るだけで、最後の走者が抜き去ることも可能です。
しかし、わずかばかりの気の焦りが、別の結末を引き寄せました。
白組のアンカー前のランナーが、後ろを見て前の走者を煽ります。
選手が相手を鼓舞することで、チームの力が増すことが、場合によってはありえます。
ただし、この時はその選択が裏目に出ます。
バトンを受け取り、すぐに正面を向こうとして、力が入りすぎて転倒します。
大きく転がり、倒れてしまいます。
大の字になり、天を仰いだ時には、何が起きたのか分からないほどです。
この時間は、わずかに三秒。
しかしリレーの展開を考えれば、かなりの差がつきます。
この数メートルの開きが、次の出来事に影響します。
大きな異変が起きるまで、残り時間も、あとわずかです。
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たくされたバトン ©著者:香澄怜良
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