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5章:5.Saki
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俺はやたらと軽やかな
足取りで前を歩くヒカルに
付いて行く。
なにやら入学式が終わった
であろうざわついている
体育館をヒョイと覗き
誰かに声をかけている。
俺はそんな姿を横目に
タバコに火をつけた。
ヒカルの視線の先に映っている
のであろう、
遠くから見るその女の姿は
やけに華奢でサラサラの綺麗な
髪をなびかせながらニコニコと
笑っていた。
俺はふいに隣を見やると
もう目を逸らせなくなった。
ヒカルのお気に入りの女の
隣にいる子はさっき校舎裏で
見たけだるそうな少女だった。
ヒカルを見て
色めき立つ女たちとは違い、
なにを考えているのか全く
分からない瞳でぼーっと
ただ突っ立っている。
ヒカルのお気に入りの子
なんかよりよっぽど美人だ。
すらっとしたスタイルには
似合わないほどに
気の強そうな顔立ち。
チラッと目が合ったような
気がしたけど、
その子はすぐに俺から目を離し
ヒカルのお気に入りの子へと
視線をずらす。
「おいサキ、うるせーのが
来たから行くぞ」
遠くから怒鳴るめんどくせー
教師の姿を見つけ、
俺たちはその場を離れた。
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3 ©著者:Arisa.
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