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4章:4.Hikaru Ⅱ
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「大丈夫か?あんなことが
続けば悪い夢も見るよな。
なにか食べるか?
痩せすぎててヤバいぞ」
ヒカルはなんとなくそう
言ったが、
私をあんなところへ
連れて行ったのは・・
「でも、もう終わったこと。
そうだよね、
なにか食べようかな」
私がそう微笑むとヒカルは
出前を取り始めた。
久しぶりにのんびりと過ごせる
この平和な時間を壊したくない。
ヒカルの様子も普通で、
私はここしばらくのことは全て
なかったことにしようと決めた。
「そうだ、カレン。
コンテナの件は誰にも
言うなよ。カスミにもだ。」
「・・言わないよ。
言えるわけないじゃん」
「そうだよな。
お前は俺を困らせたりしない
もんな。」
「もちろん。
私はいつだってヒカルの
味方だよ。」
私はこの頃からもうだいぶ
おかしくなっていた。
まるで宗教にハマってしまった
みたいにヒカルが全てで、
心の奥底で思う
ヒカルにとってワルイコト
は私の身体が思考することを
拒否した。
あんな思いをしてでも、
そうさせたのがヒカルだと
しても、
私の中では悪いのは私だと。
ヒカルの辛さを理解して
共有してあげられなかった。
私のせいだと
全て納得していた。
ヒカルが微笑むなら
私も微笑んでいたい。
ヒカルがキメるなら
私もキメる。
ヒカルが私に触れるなら
私もヒカルに触れる。
私の中でヒカルは絶対的な
存在だった。
私を救い出してくれたから。
ヒカルがいてくれたから私は
今までこんな風に笑えた。
だから、
ヒカルを否定なんてできない。
私は出前を取り終えた
ヒカルに後ろから抱きつき
優しく耳に噛み付いた。
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3 ©著者:Arisa.
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