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1章:1.Karen (4/6)



レイとは付き合い始めて
半年経つ。


レイはそこそこ有名人で
各地を飛び回ることも多く
スキャンダルを嫌い、
なかなか2人で買い物や食事にも
行くことはできなかった。


「来週はカレンの誕生日だから個室の店取ったから。
当日は空けといてね」


と電話が来たときは
家で飛び上がるほど喜んだ。


「ねぇ、
どこに連れてってくれるの?」


「ねぇ、レイの曲かけてもいい?」


テンションが上がって
ずっと1人で話す私を横目に
口の端を片方だけ持ち上げ
意地悪そうに笑い
「カレンはよく喋るね」
とだけ言いナビを
オーディオのページに変え
また煙草に火をつけた。


私はオーデォオを好き勝手に
いじくり倒し、
彼の曲の中でも1番好きな歌を
流して空気をたっぷり吸い込む。


レイの声、匂い、仕草、
全てが私を掴んで離さなかった。

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3 ©著者:Arisa.

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