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2章:悲惨な日… (11/13)


おれ「…元カレ!?」


ひかるはチャリから降り、ゆうやを見つめる。

ひかるの元へゆうやが近づいてきた。

ゆうや【ひかる、そいつ誰?】

ひかる《…友達だよ》

おれ「(気まず…)」


完全に邪魔なおれ、その場を去ろうにもなかなかタイミングがつかめない。

そんな中2人が話を始めた…


ゆうや【おまえなんでメールの返事返してくれねーのよ?】

ひかる《…》

ゆうや【は〜…黙ってたってわかんねんだけど!】


オラオラな雰囲気のゆうや、おれは「なんだこいつ」と思った。

するとひかるが口を開く。


ひかる《…なんで?なんでそんな自分勝手なの?》

ゆうや【何がだよ】

ひかる《散々浮気しといて何?あんたの気分にいちいち付き合わなきゃいけないの?》

ゆうや【それはメールで謝ってるだろ、おまえちゃんとメール見たのか?…ちっ】

ひかる《そー言う問題!?だから別れたんだよ!なんも分かってない…ほんと信じらんない…うっ…うっ…》


泣き出すひかるがその場にしゃがみ込む…

2人の話を聞いてたおれは流れが分かった。

ひかるに近寄りおれもそっとしゃがみ込む。


おれ「…ひかる」


背中に手をそえたおれが話かける。


おれ「悔しいよな…ひかるは別れてからずっと悩んでたのに…」

ひかる《…うっ…ゲホゲホッ》


泣きながらえずくひかる、辛さ、悔しさ、それ以外にも色んな気持ちがあったんだと思う。

ひかる自身にしか分からない色んな気持ちが…


ゆうや【おい、ひかる】


ひかるに話をかけるゆうや、こんな状況でも口調は変わらない、そんなゆうやにおれは苛立ちを覚えた。


ゆうや【…ちっ、聞こえてんならなんか喋れや!】

ひかる《…うっ…うっ…もー…やだ…》


どこまでも自分勝手なゆうやにおれはキレた。


おれ「おまえ一回喋んな」


驚いた顔をするゆうや。


おれ「ひかる、家まで送るぞ?…立てるか?」

ひかる《…うっ…うん…ゲホゲホッ》


頷くひかるの腰に手を当て立たせた。


ゆうや【待てってひかる!おまえに話があんだよ!】


おれはゆうやを見る、そしてひかるに目線をやった。

するとひかるもおれを見た。


おれ「…ひかる、おまえの好きにしていーぞ?ひかるも話す事あるならおれは帰るし…おれに気を遣わないで"今"したいよーにしな。笑」

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〜初恋〜 ©著者:ビーフジャーキー

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