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1章:出会い…
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1章:出会い…
中学校生活を遊んで過ごしたおれは志望校に落ち、定時制に行くはめになった。
〜登校初日〜
夕方から始まるにも関わらずおれは遅れてしまった…
クラスに入るといかにも"馬鹿"そーな奴らが、変にデカい態度で席に着いてた。
それを見て「なんじゃこりゃ…」がおれの第一印象だった。
だけどすぐみんなと意気投合し、自然とグループみたいのができ、学校帰りは決まってゲーセンにたむろし遊んでた。
そんな生活が1年すぎた…
おれも2年になり、もーそろ彼女ほしい…そんな衝動にかられる。
夏が終わろーとしてる頃に1つの出会いが訪れた…
その子はおれと同じ歳で、おれが友達に「誰かいない?紹介してよ〜」と言った事がきっかけで知り合った。
友達を通してお互いに連絡先を交換してからと言うもの、毎日のよーに電話とメールをした。
そしてついに…
「わかったよ、明日学校終わってから行くから10時半ぐらいかな?…駅の前で待ち合わせね、んじゃまた明日!おやすみ!」
初めて会う約束をしたおれは舞い上がっていた。
相手はプリクラでおれの顔の雰囲気を知っていたんだけど、おれはまだ相手の顔を知らない。
「どんな顔なんだろ、どんな感じで話せばいんだろ、ちゃんと今までみたいに話せるかな…」
"紹介"で知り合うのが初めてで、そんな不安や楽しみな気持ちでいっぱいだった。
〜当日〜
学校終わったらそのまま待ち合わせ場所に向かうおれは、ばっちりセットし、香水を無駄につけてから学校に向かった。
学校に着き、まず給食を食う為に給食室へ…
仲がいー友達が先に飯を食ってた、それ見て「おはよ!へいへいへーい♪」と無駄にテンションが高いおれ。
友達(通称:スキン)はそれを見て『おはよーってどした?テンション高くね?笑』と一言。
スキンに理由を話すと『最近よくメールしてた相手ね、いーじゃん♪付き合ったらその子の友達よろしく。照』と喜んでくれた。
それから1時間目が過ぎ、2時間目の体育の時間にある出来事が起きた…
スキン『今日バスケだよな?』
おれ「そーだバスケだ!まじテンション上がるべ。笑」
スキン『今日も負けた方がジュース奢り!今日はファールしてでも勝つ。笑』
おれ「ファールとか…笑」
そんな会話をしながら体育館に向かった。
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〜初恋〜 ©著者:ビーフジャーキー
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