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3章:分かってたはずなのに…
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3章:分かってたはずなのに…
いつの間にか寝てしまったおれはメールの音で目が覚めた。
♪〜♪♪
おれ「…ん゙〜……は〜あ…」
あくびをし、目を擦って携帯を見る。
パカッ…
スキンからだった。
『お〜い、起きてるか?
これからいつもとこでカラオケするから暇なら来いよ〜。笑』
「っつか今何時よ」と、思ったおれは時計を見る。
〜13時30分〜
おれ「…ふん。笑」
おれは鼻で笑った。
スキンがカラオケをする時は必ず3時間コース、今から集まって学校が始まるまでの間を計算してる時間だった。
ふとひかるの事を思い出した…
なんかモヤモヤの残る自分にスッキリしたいおれはスキンに返事を返した。
「行く行く。笑
でも起きたばっかだから、今から用意してだから…
ちょっと遅れるわ。笑」
♪〜♪♪
すぐ返事がきた。
『あいあいさ〜♪』
おれは携帯を閉じ、シャワーに入り用意をし、家を出た。
〜カラオケ屋〜
いらっしゃいませ〜♪
おれ「…な2人が先に来てるはずなんですけど。」
店員〈…様ですね?今ご案内しますので少々お待ち下さい♪〉
案内されたおれは合流し、騒いだ。
次の曲が流れる間に聞こえる隣の壁からの歌声、それにケチつけたり絶賛したり。
この馬鹿なテンションが居心地いい。
3時間なんてあっという間、いっぱい歌ったおれ達は学校に向かった。
キーンコーンカーンコーン♪
授業も終わり、おれはスキンに声をかける。
おれ「スキン!この後予定あんの?」
スキン『予定ないぞー。』
おれ「なら飯行くべ。笑」
スキン『いーねー!笑』
学校からちょっと行ったとこにある焼き鳥屋、この時間に飯と言えばいつもそこ。
腹も減ってたが、昨日の事をスキンに話す理由も兼ねて焼き鳥屋へ向かった…
〜焼き鳥屋〜
ガラガラ…
あはははははははは!
それでさー!
ビール1つお願いしまーす♪
賑やかな焼き鳥屋、こう言う雰囲気が好きなおれとスキン。
らっしゃいませ〜!
おれ「2人で。」
店員〈2名様ご案内〜!〉
スキン『今日なまら人いるな〜。笑』
おれ「まずね。笑」
おれとスキンは奥へ案内された。
店員〈先に飲み物の注文よろしいですか♪〉
おれ「生2つで。」
店員〈生2つ!かしこまりました〜♪〉
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