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2章:悲惨な日…
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チャリを漕ぐ足が重い。
ひかるに会いに行く時、ひかるを乗せてた時は嘘のよーに軽かった。
今はもーいー…
ただ早く家に着きたい。
バタンッ!
〜自分の部屋〜
おれ「は〜…」
ドサッ…
ため息をつきベットに寝っころがる。
今日は色んな事があった、まさかこんな1日になるなんて思ってもみなかった。
おれ「(あっ、シャツ忘れた…まーいーや)」
ひかる、か…
泣きながら笑うひかるの最後の姿が頭をよぎる…
まじであんな奴のどこがいんだろ。
おれはゆうやの事をまったく知らない、だからそー思う。
あんな奴にも良いとこがきっとあるんだろうな…
ひかるはそこに惚れたのかな…
体の向きを変えるおれ。
おれ「いててっ…」
体の節々が痛い、一人になり痛さに敏感になる。
「ひかるの中にゆうやがいなければ、そしたらもっと遊んで、色んな所に行って、ひかるに惹かれつつあったおれの気持ちも、もっと…」
そんな事を考えるおれ。
でも現実は、目の前で最後にゆうやがひかるに言った言葉、それを聞いたひかるの反応。
やっぱ、好きなんだよな…
おれ「は〜…」
ひかる、大丈夫かな…
そー思いながら目を閉じる。
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