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9章:*ピーコックグリーン* (2/10)

この部屋に
こんなに荷物が
あったのね。

引っ越しセンターの
ロゴがみえるように
全部積み上げて
綺麗に並べた…

あのアジアンのお面は
長くて大きい。
ダンボールに入らないので
プチプチの梱包材で丁寧に包んだ。

パープルのトートバッグには
もう札束は入っていない。
ワタシの貯金通帳のゼロが
いくつかまた
増えただけ。

中には
貴方が欲しいと言った
三日月の模様が彫られた
シルバーのリングが綺麗にラッピング
されて居すわっている。


この日…
れんは
あの日以来

はじめて

ここには
戻らなかった…

なぜならば
貴方のbirthday

今考えてみると
帰れるはずもない…

空白の
数時間…

貴方のその瞳には
誰がうつって
いたの?

何処にいたの…?

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*colorful* ©著者:white flower

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