昼職
ｱｼﾞｱﾝ雑貨店の
雇われ店長…

どんなに
残業しても
切り詰めても
食べなくても

あの場所へは
月に数回しか
行けなかった。

ほぼ最低料金の
細客も細客のワタシ…

もちろん同伴も
ｱﾌﾀｰもしたことがない。

それでも
メールも電話も
毎日欠かさずくれる…れん。

段々と申し訳ないような
なんとも言えない気持ちに
包まれていた…12月。

初めて出会ってから
４ヶ月が過ぎようと
していた。

４ヶ月…１２２日の間…れんの事を想っていない日なんてない。

会いたい…
でも会えないんだよ。

【お金がない…】

初めてあの場所へ
連れていってくれた
友達は
昼職からﾃﾞﾘﾍﾙへと
職を変えていた。

友達も同じ名前…【あつこ】
ﾀﾞﾌﾞﾙあつこｰｰｰｰって
ふざけあっていた日は
もう来ない気がして

震えた…。


雪がふわりと
舞い落ちた
ﾒﾘｰﾒﾘｰChristmas

＊ｽﾉｰﾎﾜｲﾄ＊