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3章:*アイスグリーン* (1/1)

3章:*アイスグリーン*

【チビスケーーーー】
貴方は
私を仔犬のようなアダ名で
呼ぶようになった。

れんは大きな手で
ワタシの頬っぺたを
ムニュリと潰して
いつも
大声で笑った…。

笑っても
なんだか悲しそうな瞳が
ワタシのココロをざわざわさせていたよ。

細客のワタシ
No.に入っている忙しい…れん

卓がかぶると
ヘルプがついてくれても
盛り上げてくれても
悲しくて
寂しくて

軽快な音楽も
この怪しげな
アイスグリーンの照明も
シャンパンコールも
この世から無くなれば
いいのに…と
思った。


れんのお店にいくと
嬉しそうな顔で
出迎えてくれるのに

れんはいつも
ワタシを早く帰らせたがった…

細客だから?
大金払えないもんね?

エース……
到底なれるはずもなかった。

行けば行くほど
カナシクナル場所へ

あのアイスグリーンの灯る
重厚な扉の前に
また行きたいと…

逢いたいと…

思いが募った…。

*アイスグリーン*








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*colorful* ©著者:white flower

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