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25章:lifelong love (1/73)

25章:lifelong love

聖哉「 親父からの遺言なんだよ。 」




芳乃「 そんな事言ったって... もうこのアパートに住み慣れてしまったし、この歳で雇ってくれたパート先辞められないわよ。 」




聖哉「 いつ何があるかわからないだろ。遺産受け取っちゃったし親父の望みなんだよ。 」




芳乃「 あなた、梨沙ちゃんとは話したの? 」






聖哉「 梨沙は芳乃がこのアパート借りる時には既に同居したら良いじゃないかって言ってたんだぞ? 反対する訳ないだろ。 」




その年最後の仕事を済ませ、聖哉は会社を出ると年末でパートが忙しい芳乃の家に来ていた。
スーツ姿のまま、コーヒーを飲みあぐらをかき、説得する姿は、若い頃の亡き夫の姿そのままだった。




芳乃「 だとしても、夫婦なんだから何も言わずに話進めるのは良くないわ。 私も貯金始めたし、老後の介護をあなた達に頼みたくないのよ... 」




聖哉「 施設に入るつもりか。 」




芳乃「 あら、私まだまだ元気よ? 最近体力もついたんだから。 いつかそろそろ寂しいなって感じたら考えるわよ。 私は今の生活変えたくないのよ。」




聖哉「 寂しいなって感じたらって。遅いだろそれじゃ。 二世帯にしろ家建てるのにも時間かかるんだぞ? 」




芳乃「 家ってあなた! あの立派なマンションあるのにどうする気なの!? 」




聖哉「 同居とか考えてなかったんだよあの頃は。 まさか二人して勝手に帰国してくるなんて想像できるか?片方は離婚して知人に世話になってるし。もう片方は病気して入院しても連絡もよこさねーし。おまけに莫大な財産だけ渡して来て芳乃と同居してくれって言葉残して死なれたら俺はどうすりゃいんだよ。 」



芳乃は笑っていた。今までずっと疎遠だった息子は、父の死を受け止め、息子とし残された家族を必死に守ろうとしているのだ。




聖哉「 笑ってる場合かっ! 」




芳乃「 梨沙ちゃんも頻繁に連絡くれるし、会いにも来てくれる。 私幸せよ? こんなに優しい息子が持てて。 」




聖哉「 だめだ。 話にならん。 」




芳乃「 ほら帰りなさい。可愛い奥様が夕飯作って待ってるわよ。 私も年末でお店忙しくて朝から仕事なの。 梨沙ちゃんによろしくね? 」
2018 /2090

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BLUE MOON ©著者:RISA

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