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2章:怠慢風俗嬢・あや
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ピリリリリッ!! 電子タイマーの音が部屋中に響き渡る。 「ぴったりだね!気持ちよかった?」男の今なお猛るそれを拭きながら笑顔で尋ねる。 「うん・・でも僕特製の白いカルピスをあやちゃんに味見して欲しかったなぁ」 (特製カルピス・・・ああ・・) ベッド脇のゴミ箱に紙屑を捨てると男の顔を見つめ笑顔で言った。 「原液じゃ飲めませんよ〜」なんて可愛らしく。 さ、早くシャワーを浴びなきゃと、男の手を引きベッドからシャワー室に向かった。 「今日は60分ありがとうございました」 服を着た後ギュっとハグして部屋をでる。 男と別れ、あやは出てきたホテルの前に座り込む。顔をマフラーにすっぽりうずめてポツリと呟いた。 「くそだるい・・・」 店にコールいれなきゃな・・・と思いながらも体が重い。 早く上がりたい。 気持ちが悪い。 だるい。 5分程その場で蹲っていただろうか。 ー私の仕事はホテルヘルス。ソープみたいに挿入さえしないが、これが中々ハードでしんどい。そして・・・怠い。
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