4章:新しい日々 (19/19)

コトが終わり、時計を見ると日付が変わっていた。
腕の中では、ふみかがウトウトしている。


少しの間見つめた後、帰る準備をしようと着替え始めた。


動きすぎたせいか、身体が疲れているのを感じる。でもとても心地よい疲れだ。

着替え終わった頃、ふみかも起き上がった。

あれだけ激しく愛しあった後、改めて顔を見合わせると、なんとなく恥ずかしいものだ。

ふみかが着替えてる間、僕は許可をもらい、ベランダでたばこを吸った。冷たい風が、熱くなった身体を冷やしていき、心地よかった。

満足感でいっぱいだった。
そしてふみかへの想いが、抱く前よりさらに強くなった。