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3章:分岐点 (2/37)

帰宅すると、23時をまわっていた。

家族は2人とも寝ていて、部屋は真っ暗だった。


今まで夜遅く帰ってきても、女性と過ごして帰ってきても、ダメなことではあるが罪悪感はなかった。

しかし、今回はいつもと違う。

罪悪感でいっぱいだった。

それがなぜなのかはわからない。

お風呂にお湯を入れ、スーツを脱ぐと、スマホが光っていることに気づいた。

ふみかからのLineだった。

「川瀬さん。
改めて今日はありがとうございました。無事帰れましたか?今日はゆっくり休んでくださいね。おやすみなさい。」

僕はすぐ返事をした。

「ふみかちゃん。こちらこそありがとう。ふみかちゃんも疲れたよね。ゆっくり休んで。また連絡します。おやすみなさい。」

余計な感情が生まれる前に、最低限の返事をし、スマホの電源を切った。

お風呂に浸かりながら、僕は1日のことを振り返った。

そして、僕はふみかとどうなりたいのだろう。と、わからない気持ちと戦った。
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僕と彼女の物語 ©著者:いで みずほ

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