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8章:気持ちの変化 (2/4)


今日も会う予定でいた。


歯医者が終わる予定の時間を伝えてあったから、
そのタイミングで電話するよと。


私が今通ってる歯医者と彼の会社が近いから、
少しなら会社で彼の仕事が終わるの待ってればいいかなと。



ホワイトニングも無事終わり、駅に向かいつつ電話をかけるが…




出ない。




…まぁ、いつものこと。




3年の日々を過ごしてきたから、わかる。



この時間に連絡するよ。
この時間に着くよ。



そう言いながら、何時間も連絡がつかない時もある。




昔は彼のもうすぐを信じて、
待ち合わせに指定された、駅周辺に何もない場所で、

真冬の寒空の下、5時間待った事もあったな…。




彼の方から出る遅れた理由は、
寝てたor仕事。




昔は、何も疑わずに信じてたよ。



それが、嫁子供と過ごしてた。

別れた元カノと会ってた。



しかも、私が会社の為と言われて渡していたお金を使って…



知った当初は、信じられない。嘘だ。

なんて思っていたけど…




お前の嫁子供、元カノに使う為に渡してたんじゃねーよ。




ふとした時に思い出す。


あの時仕事が会社がと言って渡してたお金、

実際は嫁子供と遊ぶ為に、一緒にご飯食べる為に使ったのね…




思い出したくもない事が、
次から次へと頭に浮かんでくる。






…殺意が沸いてくる。
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騙された女の復讐 ©著者:にゃーち

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