2章:2016.10.31 (5/5)

今日で10月も終わり。


今年も残り２ヶ月。


この1年は色々あったな。



元旦から、貴方の家に突撃。


嫁子供と鉢合わせ。



今でも忘れない。

貴方にそっくりな子供の顔。



ああ、

私は、



今目の前にいる、いかにもなヤンキーギャルみたいな女と、

その女に中出しして出来た子供の為に、


何百万も貢がされてきたのね。




殺してやろうなんて、
何回も何百回も思ってきた。



その憎いターゲットが、
今、

目の前にいる。




金、男女間のいざこざ、



よくある殺人事件のキッカケになる要素、揃いまくってるもんな。




今年はある清純派芸能人の不倫報道を皮切りに、

あの人もこの人もなんて、
やたらと取り上げられてたね。


嫌でも頭に入ってきた。



男女間のトラブルが原因の殺人事件。


金銭絡みの殺人事件。




世間ではこんな事するなんてありえない。

そんな風に叩かれる事件だって、




ああ、わかるな。


いっぱいいっぱいだったんだね。


それ以外見えなくなってしまったんだよね。




自分だって、
本名の後に容疑者と付けられる日がきても、おかしくないと思ってた。


そうなってもいいとさえ、思えてる。



今、目の前でみてるTVの光景も、

そう遠くない日は自分が映ってるんだろうな。



なんて思う事もいっぱいあった。