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4章:私が欲しかったもの
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4章:私が欲しかったもの
「あなたは生まなきゃ良かった」
いつもの母親の口癖。
そうだよね。男の子だと思って生んだんだからね。
だから家にいないの?
だから私だけ扱いが違うの?
母親が家にいないときは私がご飯を作った。
それかテーブルにお金があるか。
カップラーメンを食べるのに、お湯を沸かそうとおもったらガスが止まっていた。
しょうがないからお水を入れて食べた。
電気を付けようとしたら電気が止まっていた。
しょうがないからろうそくをつけた。
朝、母親の寝室から声がするから見に行ったら知らない男の人となにかしていた。
しょうがないから静かに部屋に戻った。
そして布団の中で声を押し殺して泣いた。
私が欲しかったもの。
母親の愛情。
愛されたかった。
頭を撫でてほしかった。
優しくてを繋いでほしかった。
、、。笑顔で名前を読んでほしかった。
私の名前は「あんた」「おまえ」じゃないよ?
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独りの女が歩いた道 ©著者:南 琉依
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