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7章:思いもよらぬ (5/9)

主人
「僕はね、ずっと君より優位に立っていると思っていたよ。君は世間知らずで従順で、初めての主人に支える優秀な犬みたいに僕の存在が絶対だからね。」


「......。」

主人
「お金以外に信じる存在が出来るとね、恐くなるんだね。今まで知らなかったよ、そんな感情。そして僕は初めて知ったんだ、〈疑って不安になる〉気持ちをね。」


「...........。」

主人
「僕はね、君を心底愛してしまったんだ。だからね、不安なんだよ。だって、女性を心底愛した事が無いから。分からないんだ。」

「そして君が、本当に僕を愛しているのか...。僕はね、分からないんだ。だって、女性に本当に愛してもらった事も無いからね」

「証しというか...形がね、見える実感が欲しいんだよ。でないと、僕はどんどん苦しみに飲み込まれてしまう。」




「君はいつしか、僕より優位に立ってしまった。だからね、不安なんだよ。」
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交換 ©著者:島唐辛子

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