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7章:さき (1/6)

7章:さき


みかが起きたら
男の家にいた

腕には注射器
の痛々しい後が…

ケータイをみたら
やっちんから
着信が
あり続けていた

もう昼の12時
男は寝たきり
どうしても
抜け出したかった
が足もないし
ここがどこか
わからない

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りのりある ©著者:りの

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