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11章:ギリギリ (1/4)

11章:ギリギリ

ジュポジュポとけたましい音を立てながら、客のチンコをしゃぶる。

途中で喉の奥までチンコが当たり 、オエッと一瞬嘔吐しそうになる。

早くこの時間が過ぎますように。

私は涙目になりながらそう願う。

「ありがとうございました」

「どーも」

その日最後の仕事を終え、また待機場へ戻っていく。

「ユリちゃんお疲れ様です」

本日のお給料は8000円也。

これで数日は生きられる。
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貧困の女 ©著者:ミカエラ

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