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8章:ただ嬉しかった (4/4)

「ああ、嬉しいなあ。こんなことしてもらって幸せだよ。

ありがとう。ありがとう」

男はプレイ中に何度もそう言ってくれた。

私は本当にただ嬉しかった。

人の思いがけない優しさに触れた時だった。

帰り際、男は言った。

「また指名するよ、ユリちゃん、大変なこともあるだろうけど、頑張ってね。

君みたいな優しい子は絶対幸せになれるから」

「ありがとうございます」

「またね。楽しい時間をありがとう」

男がニコニコと笑いながら手を振ったので、私も笑って手を振り返した。
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貧困の女 ©著者:ミカエラ

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