ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

11章:第八回めのお祓い〜子ども(イタコちゃん) (3/3)

供養最後の日、ちゃんと供養できたと思う!とラインがイタコちゃんからありました。




私とソワカ、そっか!とは、なりませんでした。




イタコちゃんが店に飲みに来て、私のことを「眩しい!星屑が降ってるみたい!」と言ってたり、ソワカが誰か小さい子がパタパタ走ってる!と言っていたり、あーあイヤな予感。




そうです。




イタコちゃんの子どもは、まだイタコちゃんに憑いていました。




私のことを眩しいと思ったのも、パタパタ走るのもイタコちゃんの子どもです(イタコちゃんは、中に霊がいる時、私のことを眩しいと言います)




子どもは、男の子でした。




その時は、イタコちゃんが供養を疎かにしたことを怒って、成仏できなかったのかな?と思っていました。





私とソワカは、お祓いする前にイタコちゃんにこれだけはキツく伝えました。




『子どもに恥じない人生を歩んで、必ず光の世界に逝って、子どもと再会して欲しい』




さてさて、お祓いしてビックリでした。




イタコちゃんの子どもは、怒って成仏を拒否したわけではありませんでした。




「お母さんが、光の世界へ逝けなかったら、ひとりぼっちになっちゃうから、一緒に地獄へ行くために、成仏しなかった」



『無償の愛』だと、思いました。



子どもが光の世界へあがられて逝く際、イタコちゃんは、子どもを抱きしめた感触があった、と言ってました。



この世に誕生できなかった二つの魂が、霊子のお祓いを見ていて、他人の子どもを成仏させる前に、自分の子どもをちゃんと見ろよ!みたいな思いになって、アクションを起こした、っていう事でしょうか。




今もイタコちゃんは、子どもに再会するため、時に黒い心に負けそうになりながらも、光の世界を目指して奮闘中!




ちなみに今日は、某超人気巫女占い師さんに、鑑定してもらう!と、張り切っていました。




文字を打つ、右手の人差し指に傷が三つもできて、文字を打つととてもヒリヒリするので、流れがかなりポップ、というか、あっさりしてきたのは、指の痛みが原因です(笑)
67 /201

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ゼロ(霊)の世界 ©著者:アール

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.