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9章:第六回めのお祓い〜霊子 (5/6)

なんせこの時期、よっちとHちゃんのケンカは絶えなかった。



私は毎日イライラしているHちゃんに、「霊子の影響受けすぎよ」とお祓いの日までずっとラインしていた。



お祓い当日、ソワカがこの日のために書いたという、すごい細かな梵字が円形に書かれた紙を、私とよっちとHちゃんに持たせた。




お祓いが始まって五分くらいかな?



ソワカを横から撮影していたら、ソワカの目が・・・




真っ白になってる!




黒目はどこ行った?!




肉眼で見てもやはり目が白い!




誰かに見て欲しいけど、声が出せない状況で、一人でドキドキしていた。



ソワカが呪文を唱えるたびに、白目だったり、黒目がきつくなったり、それが交互に変わる。






ソワカ「イタコちゃん、誰がいる?」




イタコちゃん「あいつが悪い。妊娠した途端、逃げやがって!私はあんなに尽くしたのに!」




ソワカ「だから、自殺したのか?」




イタコちゃん「そうよ!私は捨てられた!だから子どもなんて必要ないでしょ!」



ソワカ「ロープ使ったのか?」




イタコちゃん「首が絞まって、すごく苦しかった」




ソワカ「なぜ、よっちに憑いた?」



イタコちゃん「仲間が欲しかった。だから連れて行く。あの女(Hちゃん)は本当に邪魔!もう、みんな私の邪魔しないで!」



ソワカ「自殺というのは、自ら神を切るという事だ。わかるか?」




イタコちゃん「どーでもいい。私は悪魔と契約したの」




ソワカはその言葉を聞いて、倒れているイタコちゃんを無理やり起こして、顔を掴んで、思いっきり睨んだ。



また、目が白い。



イタコちゃんのおでこに指を指して、呪文を唱えること、10分。




バタンとイタコちゃん倒れて、お祓いが終了した。















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ゼロ(霊)の世界 ©著者:アール

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