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8章:第五回めのお祓い〜旅行中止 (7/8)

ゆー「やっぱりこの写メは、ソワカの死相だったってこと?」



イタコちゃん「きっつー!この顔!めっちゃやばいやん!」




ソワカ「ほんま死相やな、なんか周りも暗いし。でもよくゆーちゃんの義姉さん、出て来てくれはったなぁ。私みたいなタイプには、お化けっぽい感じで出なあかんかったんやな」



ゆー「そうじゃないと、気づかないもんね(笑)ソワカの足を引っ張ってみたり、今日何回も店の電化製品もおかしくなったりしたしね」





私は、すぐに航空券のキャンセルし、家族と地元の友人たちには体調崩してしまったと嘘をつきました。




本当の事を言っても・・・ねぇ。





コンサートの挨拶は、ファックスで送り、甥っ子に代読してもらい、お祝いの花をビッグサイズで贈っておきました。





兄のお迎えを断って、タクシーでコンサートに向かえば、事故はしなかったかもしれません。




でも、義姉はあくまで「コンサート行くな」と言っていたので、全てキャンセルしたわけです。




キャンセルを終えた瞬間、ソワカは「やっと来週が見えた‼」って言っていました。




ソワカ「もうここを離れたら、帰ってこれないって思ってた。でも、ゆーちゃんがすごく楽しみにしてる旅行やし、確証がない事なんて言えないしね。帰って来れなくても仕方ないと思うようにしてた」



一カ月以上もこの思いと闘い、最後はある意味命を諦めていたソワカ。




ゆー「いや、言えよ!誰よりも私がソワカの感性信じてるじゃない!」




ソワカ「あ、ごめん」



ゆー「そういうの独りよがりって言うんだよ。また仕切り直しで旅行行こ!」



ソワカ「うん!」
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ゼロ(霊)の世界 ©著者:アール

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