ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

7章:第四回めのお祓い〜事故の話 (12/14)

イタコちゃん「私は死んだのですか?」



ソワカ「はい。あの日、事故に遭ったんです」




イタコちゃん「そうでしたか。突然目の前が暗くなったのです」



ソワカ「光の世界へ逝く前に、何か伝えたいことありますか?」



イタコちゃん「家族に会いたい・・・」



ソワカ「光の世界へ逝かれましたら、上で大切な人達を見守る事ができますよ」



イタコちゃん「お手数ですが、お導きよろしくお願いします」




私はこの時、ネットでT様のことを調べていた。



事件の日、T様は他府県から友達と旅行に来ていたそうで、とても優しく上品な女性だった、と記されていた。




イタコちゃんの目からは涙が流れていて、静かにお祓いは終わった。



ご相談者のF様は、この日からピタッと肩こりがなくなったそうです。



そして、異常に豪遊して、かなり散財していたのも、ピタッとなくなったそうです。



F様を豪遊させていたのは、犯人の霊の仕業だった。




要するに、F様には犯人と、犯人に縛られていた被害者の男性が入っていた。



うちの店で暴れていたのは犯人、その後大人しく事件のことを語り出したのは被害者の男性。



事件現場に縛られていた被害者の方々が力を合わせて、お不動様と共に犯人を退治した。



その後に十数人の被害者の方々が上がって逝く中で、一人イタコちゃんの体に残ってしまった、というこの件に関しては、何回お祓いしたか、記録しながら今知ったわけです。
42 /201

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ゼロ(霊)の世界 ©著者:アール

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.