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8章:父 (4/5)

そんな父とはずっと冷戦状態で、向こうはずっと睨みつけていた。
目を逸らすと怒られるので仕方なくこちらも睨み返した。

父が憎かった。性的悪戯をしている兄も憎かった。
家族なんかどうだって良かった。
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太陽を待ちながら ©著者:小田桐光

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