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8章:TAKAHIRO
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8章:TAKAHIRO
四人でキャンプ旅行に行ったあの日... 2日目の朝に野村が向かった先は元婚約者の墓参りだった。
キラはその婚約者の友人。それで野村と知り合ったのだ。
元々、仲間の中でも一番仲が良かった野村、もちろん聖哉も何度かその子に会っていた。
当時まだ若かった頃... 馬鹿みたいにはしゃぎ、がむしゃらに働きためた金は全て海外旅行の資金。趣味のサーフィンにのめり込み馬鹿ばっかりやっていた。
そんな中で野村には長く付き合っていた彼女がいた。
仲間の付き合いばかりで貧乏生活にも文句も言わずずっと彼を支え続けていた彼女。
聖哉があの事故で海から離れてから皆に気を使わせる為距離を置いていた。自分のせいでせっかくのサーフィンから離れて欲しくなかったからだ。
夜の世界に入り酒と女に溺れる聖哉から皆、一度は離れていった。しかし野村だけはずっと聖哉を気にかけていた。その優しさが辛く、そんなに心優しい彼をも突き放していた時だ。
しつこい着信の荒らしに頭にきた聖哉がそれを出ると、彼は泣いていた。
何時も優しく、何時も気にかけてくれていた野村は、声にならない程泣きじゃくっていた...
婚約していた当時の彼女が、亡くなったのだ。
仕事から帰宅した彼が見たのは血まみれのベットに横たわる彼女だった...
元交際相手にストーカーをされていたのだ。そして...
あの事件からもう何年たっただろうか。それからその時の話はあまり口にはしなくなった。彼は時々女遊びをする程度で特定の相手とは付き合わなくなっていた。
自分の婚約者がしつこいストーカーに付きまとわれていたなど、全く知らなかった野村は以後、罪悪感を抱えながらたった一人で生きている。
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