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3章:KIRA (26/26)

そのメールで最後、それ以降に何の連絡も来ていなかった。
梨沙はすぐに聡一に電話をかけたが一切繋がらず、
そのメッセージは6時間前に送信されたものだった。


梨沙は直ぐに支払いを済ませアパートに戻ったが、時既に遅し...
聡一の荷物は一切消え去りテーブルには大量の現金と小さな箱が置かれていた...



そこには小さな光を輝かせたダイヤの指輪が入っていたのだ。
裏には everything love
永遠の愛を... と刻まれていた...




もう枯れ果てたはずの涙が溢れ悔しさと怒り、悲しみが沸々と湧き出し、話も聞いてあげられなかった後悔と無念、こんな形で消え去った聡一に怒りを覚えた...



一番理解してあげなければいけなかったのは自分なのに、あいつには自分しかいないのに、本当の聡一は、あの馬鹿は、甘ったれで優しくて、誰よりも弱い。そんなやつだったのに...





そうして梨沙は一人残された思い出の詰まったアパートで大切な家族を失ったのだ...
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Darkness of mind ©著者:RISA

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