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3章:KIRA (2/26)

聡一... この男こそ梨沙に深い傷を負わせた犯人なのだ。



聡一は何時も悪ふざけをし先生たちにも見放されていた。誰からも愛されず里親のおっちゃんは仕事が忙しいため金を全て払い一人暮らしをさせていた。
おっちゃんは経営者だった。



高校を卒業するまでは自由にさせてやる。ただ卒業したその日からおっちゃんの会社で働くと契約書を書かされていたのだ。




今となっては女の連れ込み部屋となっていた。
お調子者で口が上手い聡一は直ぐに女を口説き体の関係をもつ。ただ、一度だけ、一度抱いた女は二度抱かない。それがポリシーだそうだ。



そしてもう一つ、キスはしない。好きでもない女となんて吐きそうだと笑顔で言いふらしていた。
そんな破天荒な生き様の聡一は何故かみんなに人気があった。それは馬鹿みたいに明るい性格だからなのだろうか。



しかし梨沙は本当の彼を知っていた。本当はとても優しくおもいやりのある奴なのだ。そして決して梨沙に触れる事だけは無かった。




梨沙「 おはよー。 」



ユカ「 おはよー!ねーねーねー梨沙!!やっぱり聡一と付き合ってんの!?」



梨沙「は?だからただの幼なじみだってばも〜面倒くさいその質問!」



梨沙はカバンを机の隣にかけると席に座った。



ユカ「 だってさ!先週梨沙に告白してきた広瀬いるでしょ?昨日、聡一が広瀬殴ったんだって!!」



梨沙「 は!? なんで!? 」



ユカ「 なんか、俺の女に手出すんじゃねーって怒鳴ってたらしいよ。ミナコが見てたんだって。 」



梨沙「 なっなんだそりゃ。 意味わからんけど。 」



ユカ「 大変なボディーガードもっちゃったね〜!」



ユカは笑いながら自分の机に戻って行った。



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Darkness of mind ©著者:RISA

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