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1章:和子との出会い (18/19)







『…もしもし…?』

『もしもし』

『…はい…』

『いや、はい…って…w
君が電話して下さいっつったんでしょ』

『はい…ありが…ありがとうございます…今は大丈夫なんですか?』

『うん、まぁ、少しぐらいなら』

『そうですか…』

『…幾つ?』

『…歳ですか?』

『うん』

『………』

『…君、昨日俺に名前聞いてきたよね』

『…はい…』

『相手から情報を抜き取ろうと思ったら、先ずは自分から相手が求める情報を開示しなきゃいけない』

『…はぁ…』

『求める前に、先ずは与えること』

『…じゃあ、私が答えたら教えてくれるんですか?』

『いいよ』

『…14です…』

『…中2?』

『…はい…』

『…和子ちゃん、だっけ』

『…はい…あの…名前、教えてください』

『…智』

『さとしさん…』

『…うん』

『幾つですか?』

『28』

『私の丁度2倍ですね』

『…そうだね』

『何の仕事なんですか?』

『…営業』

『営業?』

『…自分を売る仕事』

『…なんか、すごいですね』

『…凄くないよ、俺は』

『なんでですか?』

『…結果出せてないもん』

『ふぅん…難しい仕事なんですか?』

『難しいよ』

『…そっかぁ』

『…和子ちゃんは、営業の才能があるかもね』

『なんでですか?』

『…なんとなく』

『…今は仕事中じゃないんですか?』

『ん〜…サボり中』

『営業をサボって、私に電話してくれてるんですか?』

『しろっつったからじゃん』

『…フフッ…悪い大人ですね』

『…じゃあ、切ろっかな。真面目に仕事に戻るわ』

『イヤです!ごめんなさい…』

『ハハッ…』

『…フフッ…』

『和子ちゃんこそ、学校は?』

『え…?』

『ちゃんと行ってるの?』

『行ってますよ〜!サボらずに!』

『偉いじゃん』

『…偉くないですよ、私は…成績悪いですもん』

『…勉強、難しいの?』

『…難しいってゆーか、頭悪いんです、私』

『そんなことないっしょ。
それは努力次第だよ』

『うーん…周りの大人はみんなそう言いますね』
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肉便器 ©著者:ベグビー

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