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7章:永遠に
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私『私はまだまだ子供で、しげさんの言う言葉があまりにも色っぽくてクラクラしたんだから…』
しげ『そうなんだ。考えた甲斐があったな。とにかく晴菜落としたくて仕事の合間に色々考えたからさ。抱いた時あまりにも心地良くてなおさら手放したくないって思った。仕事もかなり大変な時期だったけどさ。晴菜に夢中だった。』
私『私はなんだか宙に浮いてる感じがした。あまりにも住む世界が違う人だなって。』
しげ『したらさ、舞い上がり過ぎて血迷ったんだな。会社ではかなり大変な時期で年上の新人が入って…。成美の事だけど…晴菜といる世界と会社のある世界と2つある、と思ってたんだ。不思議だった。たまたま出張が久しぶりに入って、成美は経理なのに同行させてくださいとか言ってきて。なんでか同行させた。』
私『成美さん、しげさんの事狙ってたね』
しげ『どうだか。同行した日勿論部屋は別でいきなり部屋にきて色々聞かれた。熱心な子だな、と思って話すうちに身の上話になって…気づいたら関係持ってた。だけどすぐに大事な人がいるって言って謝ったら、知ってますって。自分はたまに話聞いて貰えたり教えてもらえたらいいだけだから、が何回か重なって…悲惨な人生歩んできたの聞かされて。晴菜は黙っても隣にいてくれてるし、前にも話したけど願望ないんだと思ってたからつい、籍入れようって言ったんだ。俺しかいないだろうって。』
私『つい…』
しげ『つい。したら涙流して喜んでさ。すぐ籍入れた。だけど晴菜がいるから籍入れる以外は出来ない、って話したら、それもまた、いいんですって。したら体調崩すようになって入退院繰り返してた。その時ふと、晴菜って結婚したいんだろうか、って思って聞いたんだ』
私『頭かち割られたかと思ったよ、あの時は。あの時ゲイの友達んちにしばらくいたんだ。』
しげ『ゲイ?』
私『そう。凄く傷を癒してくれたけど頭からしげさんが離れなくて…。戸籍なんて気にしてられないって再確認したの。』
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美人な姉 ©著者:愛希
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